ネヴィル・シュート / 渚にて【新版】 人類最後の日 / 感想

ネヴィル・シュート / 渚にて【新版】 人類最後の日
世間的にはGW突入で、個人的にもその初日になんでこれを読んだのだろうか?と思ったりしている。
第三次世界大戦が勃発し、北半球は核兵器により数日で全滅。
唯一無事だった南半球にも、核兵器がばらまいた放射性物質が徐徐に迫ってくる。
そんななか、オーストラリアの地に生きる者と、戦火を逃れてきたアメリカ海軍の潜水艦を舞台に
人類最後の時を描いた本作。
避けられぬ最後の時をただ淡淡と描いているのだが、作中は非常に牧歌的である。
サウンド・オブ・ミュージックのようなというと言い過ぎかも知れないが、そんな印象を受ける。
あと数ヶ月まで死が迫ってきているのに、なぜこうも普通にしていられるのだろうか?
もしかすると、作中の登場人物達は既に現実から目を背けているのではなかろうか?
狂っているのでは無かろうか?なんてことを思いながら読み進めていたが、
読み終えて思ったのは、決してそういうわけではないということ。
本を閉じて思ったのは、人としての尊厳を持って生きることの尊さと、その難しさ。
それが淡淡と描かれる日常と迫り来る死のギャップから読み手の心に迫ってくる。
なんとも、心が静かで、なんとも、言い難い、そんな気持ちである。
解説で、鏡明先生がいっているが、人類の最後が核兵器でもたらされるという点は
現代ではあまり考えにくい、というか他の要因による死の方がありえるというべきか
あまり現実的ではないようにも思える。
しかし、現代においても起こりえる最後のひとつとして、いまも、そこに、ある。
いま、こうして思うのは、案外天気も良く、家には誰もおらず、連休のため時間もあり
気分も健康も悪くない、そんな日に読めて良かったのかもしれない。
そう思っている。
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で、これテレビ映画の
エンド・オブ・ザ・ワールド
としてみたことがあった 笑
活字で読むと、やっぱ色々思ったりして
ええのう。 と再確認。
yasでゴザイマス。
覚えてますでしょうか?
再開しますのでまた遊びに来て下さい
ルミコの章、始まりましたね!
どんなに待っていたか・・・(ToT)
早速読んだかー
私は映画の方は未見。
どうも小説の雰囲気が儚くも美しいので
映像が見たいような見たくないような…
>yasさん
お久しぶりです!覚えてますよ−!
こちらが開店休業中の間にブログ復活されていたんですね。
これからまたお邪魔させて戴きます!
>ルミコの章、始まりましたね!
はじまりましたねー!
黒曜谷の他のメンツに比べて、読者の思い入れや期待があるため
やっとか!!という思いが強いです。
ますます、月一回の掲載が待ち遠しいです(*´ー`)